BLOOD+ 第48話「摩天楼オペラ」

今更ながら不平というか突っ込みというか。
別に今回に限ったことでは無いのだが主人公の小夜が余りに使えない。以前は精神的に弱くて、周りに期待を持たせておいて土壇場でポシャるというパターンでしたが、今回は一刻の猶予も無いのに敵さんとおしゃべりに興じていたりして相変わらず駄目駄目。そもそも小夜だけ身体能力が圧倒的に劣っている。仲間を含め周りは空間を高速移動するのに、小夜のみてくてく走る。女子高生当時と能力的に変わっとらん。


突っ込みとしては力のアンバランスさとご都合主義。こちらの勢力と相手方の勢力と一人一人の性能で見ても劣っているのに数においても、また組織的に見ても圧倒的に負けている。それなのに機が熟すと勝ててしまう不思議。作品自体はやや重めなのに勝利の法則だけ少年漫画のノリで、そのギャップに戸惑うことしばしば。
惰性で全話見てましたが次回作の予告をしていたので50話ぐらいで終わりそうです。もう敵に対する唯一の武器である小夜の血を弾丸に込めて一斉射撃で終わりでいいんじゃないかと。


あ、でも第32話「ボーイ・ミーツ・ガール」およびその話の前提となる前数話だけは好きです。