ビーストウォーズリターンズ

1997年から2000年まで楽しませてもらったビーストウォーズシリーズ(カナダ製作3DCG版)の正式な続編。2005年に放送していたようですが地上波ではほとんど放送されてなかったこともあり気付かず、現在GyaOYahoo!動画で配信されているのを知り、とりあえず11話まで一気に見てしまいました。GyaOでは2話ずつ期間限定、Yahoo!動画は全話9/30までの無料公開です。Yahoo!動画では過去2作品も公開されているので見たことなければこの機会にぜひ。

ビーストウォーズシリーズ(3DCG版)は外国製の作品で日本版でのポイントは何と言っても過激なまでのギャグとアドリブです。今作のリターンズもご多分に漏れず、それどころか地上波を意識しない作りのせいか以前にも増して苛烈な内容です。マリオやらミッキーやらドラえもんネタやらとにかく危険球だらけ。

ただスタッフが変わったらしくそれ以外がよろしくないですね。まず、キャラクターの新デザイン、かなり気色悪いです(苦笑)。これまではビーストモードとロボットモードとで有機体、無機体とデザインが分けられていたのですが今回はその両者が混じってしまっており、ビーストモードはサイボーグ化実験動物のようでまるで愛嬌がありません。さらに悪いことにロボットモードでは顔も体も変に人っぽく、もう、なんかね、怖いです。ストーリーも従来の善・悪別れて単にどんちゃんするのではなく、悪に支配された世界で仲間がほぼ全滅した状態で始まったりと陰鬱で光の無い世界のため画面も終始暗くもう駄目駄目です。主人公も失意の果てにかひたすら神の教えを説いたり、瞑想して精神世界にチャネリングしたりと訳わかりません。


本作は完全にギャグ・アドリブといったネタ目的でしか見られませんね。そんなネタを紹介。

「こんにちは!ナウい鹿、ナウシカです!森へお帰り。はっ、ユパさまーっ!」(第8話、ただの鹿(CV:柚木涼香?))

「ぼく、土左衛門〜!のび太〜!」

もうやりたい放題。