BLOOD+ 第50話「ナンクルナイサ」

ようやく終わりました。BLOOD+全50話。
始めは金城さんとの百合っぷりにウホウホ期待していた訳ですがあっという間に期待は裏切られ、その後めまぐるしく舞台が変わっていくものの途中から停滞、最後までだらだらと続いてきました。最後も予想通りで何のひねりも無し。結局主人公の少女、小夜は序盤から何も成長していませんでした。そんな少女に関わった周囲の人間がただ死んでいくのを見ていくだけだったようなそんな錯覚にも陥ります。
48話の時になぜ、小夜だけ高速移動できないのかと書きましたが、実はできたようです。最終話にしてしかも全く役に立たない場面で高速移動しました。なんじゃそりゃ。
そんなこんなで、つまらなかったです。

次作、『妖奇士(あやかしあやし)』はどうしようかなぁ。とりあえず来週の放送前特番「キャイ〜ンの親分てえへんだぁ」は放置するとして、1,2話は見て様子見といきます。


ちなみに、表題「なんくるないさ」とは沖縄弁で「何とかなるさ」という意味。さらにちなむと、序盤の宮城さんの回想で小夜が出てきたお墓は亀甲墓(かめこうばか)といって子宮を模した物。沖縄の人は亡くなると胎内に帰って行くそうです*1。脱線豆知識。

*1:尤も沖縄の墓の形式の一つであり、戦前では他に破風型、現代では内地の墓に近いコンパクトな形もあるようです。