ロリコンおよびその他の性倒錯の社会的有罪性について

またまた脳内の徒然なる思考の曝け出し。


以前書いたような思考のせいか私は以前から同性愛や異常性愛に対して理解はある方だと思う。いや、そうありたいと思っているが残念ながらそのような経験はまだ無い。

ある女性が好きな男性がいるとして(これは正常とされることだが)、この男性に罪はあるだろうか。もちろん無い。だがその女性に無理に苦痛を与えるようなことをしたら?状況にもよるがこれには犯罪性が生じてくる。
私はこの女性を男性に置き換えたとしても同じことが言えるのではないかと思う。然るべき手続きにおいて交際を求めるのであれば、あるいは求められたなら然るべき判断をして応じる。それでいいような気がする。
ではこの中で性倒錯と犯罪性を繋ぐものはあるだろうか。私はその関係性は薄いと思う。性倒錯があるから犯罪を犯すのではなくむしろ他の要因、非社会的人格といったものの寄与の方が圧倒的に強いのではないだろうか。その検証のためには少なくとも大規模な研究が必要だろう*1
たまたま犯罪を起こした幾人かの身辺を洗ってみたらこれこれこういう趣味が出てきましたよ、と。だからそんな趣味の人は犯罪を犯すに違い無いなどと言ったら馬鹿もいいところだ。十分にランダマイズされた集団で大規模なコホート研究でもすれば実態は明らかになるだろうがそれには資金面、条件設定の面等で多くの問題がありそうだ。それにやったところで理解してくれるのは一部の人達だけだろう。悲しいことに結局はメディア以上に大衆の心理を動かす物は無い気がしてしまう。


さて、私の中で途中から対象が同性愛からおたく的小児性愛に移っているのだが今更どうしようもない。しかも「その他の性倒錯」とか言って全然普遍的じゃない。大層な(?)タイトルを付けておきながらその内容の薄いこと!根拠が無いため極力断定する表現を避けているし駄目だこりゃ。こいつは馬鹿だ。ほんのジョークとして受け取ってくれるとうれしい。

*1:もっとも条件の設定が最大の難点になりそうだが。