デジタル指数え

最近頭が鈍化して数字を頭の中で処理できなくなってきたので指をおっ立てることが多くなってきました。しかし普通の指数えでは10までしか数えられなくて不便。そこでこの間からデジタルに数えてみることにしました。
そもそもデジタルの名詞形digitとはラテン語の指(digitus)に由来しています。せっかく指がデジタルにできているのだからデジタルな指数えは合目的的にあらんや。これなら片手で31、両手で1023まで数えられます。普通は片手で十分でしょう。


やり方は自分用に勝手に考えたものですが以下の通り。

  1. 両手の平を自分に向けて左手の親指から20,21,...,29(右手の親指)とする。
  2. 指を伸ばした状態を1、曲げた状態を0として2進法に則って数える。

やってみると腱の分離が良いのか元々よく動く左手だと楽々なのですが右手は辛いです。右手では8の位(薬指)が立っていて4の位(中指)が曲がっている状態(8〜11)に無理が生じています。どうもこれはやる人を選びそうです。

でもまぁ、左手だけあれば事足りるのでしばらく使ってみます。


ところでよくよく考えてみるとそれぞれの指の状態は正確にはデジタルじゃないですよね。親指以外は間接が3つあるわけなのでそれぞれを曲げているか曲げていないかで区別すれば状態は8つあります。ただやってみると解剖学的に第二関節が第一関節と連動したり、親指以外の曲げ伸ばしが連動したりとあっという間に破綻。
デジタル最高!ヽ(`Д´)ノ